全国・旅行宿泊予約ガイド

ホテル予約の切り札は電話予約か?


今やホテル(宿泊施設)を探す際にネットの宿泊予約サイトを使うのが当たり前の時代になりました。しかし、ネット上ではすでに満室となっており宿確保に困った時に試してみる価値があるのがホテルへ直接電話を入れてみる方法といえます。実際にビジネスホテルに取材してみて得た情報を提供してみたいと思います。

ビジネスホテル室内


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ホテルのネット予約はどのようなものなのか?


旅行や出張に際してホテル予約をする際にインターネット上の宿泊予約サイトを利用することが当たり前の時代になり、ネット上には宿泊予約サービスを行なうサイトも数多く存在し、どのサイトが良いのか迷うこともあります。

ネット予約が日常的に出来るようになったもののネット上で宿泊したいホテルの空室がない表示が出た場合には仕方なく別のホテルを探して部屋を確保しようとされることも多いのではないでしょうか。
しかし、本当に空室がないのか?たしかに満室になってしまっている状態もあるでしょうが、ネット上では空室なしとなっていても実際には若干の空室があり、たまたまそのタイミングでホテルに直接電話を入れてみると部屋を確保出来ることがままあります。

これは現在の宿泊予約がどのように行なわれているのかを実際にビジネスホテルに取材をしてみてわかったことでもあります。

ホテル側では予約システムを使って、提携している各宿泊予約サイトと連動させて予約管理を行なっています。今では数多くあるネット宿泊予約サイトですが、その実力はどのようなものか見たことがなく興味があったところ、偶然にもその威力に感心させられることがありました。
ほぼ満室に近い状況にある日の、一部屋にネット宿泊予約サイトを通じてキャンセルが入りました。当然のキャンセルが出た部屋は空室となるわけですが、キャンセルが入ったとほぼ同時に別の予約が入って来たのです。

オンラインでコンピューター処理をしているわけですから当然といえば当然ですが、それだけネット予約サイトの利用者が多いということでしょう。予約が入る時間は深夜でも多く、まさにかつての電話予約に頼っていた時代から考えると便利な世の中になったものだと改めて感じさせられます。

さて、今日の本題である電話予約についてですが、取材中にお客からホテルに電話での空室問い合わせが入りました。そこでまず担当者が行なったことは、ネット上の予約システムで各宿泊予約サイトからの予約が入らないように販売停止の措置でした。
これはなぜかというと、前述のようにほんの一瞬のうちにネットから予約が入ってしまう可能性がありますから、ネットからの予約を止めておかないと場合によっては一つの部屋がダブルブッキングになってしまうことを防止するためですね。

ネットからの予約を止めることによって、担当者はお客と細かい打ち合わせや要望を聞き、部屋を押さえることが出来るというわけです。
さらに、部屋の残数が少ない場合は、そこでそのままネット予約を止めたまま(販売停止)にしておいて、客からの電話予約に対応するようにするケースもあります。もちろん空室に余裕があれば当然ネット販売を再開するということですね。

つまりホテル側とすれば、残室が少なく直接の電話予約が入る可能性が高いのであれば、そのまま電話で予約を取ったほうが宿泊予約サイトに手数料を支払う必要もないわけですから当然のことといえます。

実際に部屋に空きがあっても、ネット上ではすでに販売停止になっているわけですから、ネット利用者に空きがあることはわかりません。 ネット利用者はネット宿泊予約サイトを見ても空室無しですから他のホテルをあたるしかないこととなってしまいます。

これは取材中に何度も出くわした光景で、このようにホテルに直接電話をすることによって部屋を取れる場合もありますから、そのホテルがお気に入りであったり、あるいは立地的に押さえたいという場合はネット上では空室がなくてもあきらめずに電話を入れてみる価値は十分にあるといえます。

ホテルに直接電話をかけることによって予約が出来ることもある

また、対応出来ること出来ないことはもちろんありますが、各種変更などについても一度電話を入れて問い合わせてみることも大切でしょう。ホテルはサービス業ですからお客様に喜んでもらってなんぼの部分が大きいわけですから、すべてをネットを頼らずに直接のやりとりも捨てがたいと改めて思いました。

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今回の取材の中で、宿泊予約サイトからの予約が頻繁にあるものの、一方でキャンセル数も半端なく多いことも驚きがありました。この理由は定かではありませんが、単に予定が取りやめになったためにやむを得ずキャンセルというものではないと思われます。
たとえば、とりあえず一つのホテルを予約しておいて、その後別のホテルの空きを待ち、空きが出たため別のホテルで部屋が確保出来たためにキャンセルに至ったか、あるいは喫煙禁煙ルームを関係か、いずれにしてもキャンセルが多いことも事実です。

もっともキャンセルで空きが出来たとたんに別の予約が入るケースも多く、結果的にはホテル側としては宿泊予約サイトを利用することで確実に集客が出来ていることは間違いないと云えます。

キャンセル料金が宿泊予定日の前日もしくは前々日などから発生することから、キャンセルは宿泊予定日の2~3日前などが多いことはもちろんですが、中には宿泊予約を入れたとたんにキャンセルなどをよくわからないものもあります。


今回取材したのはビジネスホテルでしたが、リゾートホテルやシティホテル、温泉旅館や観光旅館などではJTBをはじめとする大手旅行代理店のネット予約もあります。詳細についてはわかりませんが、大手旅行代理店はいわゆるネット宿泊予約サイトよりも宿泊施設とのつながりが強く、その意味では宿泊予約サイトよりも部屋を確保出来る数が多いのではないかと思われます。

したがって、宿泊予約サイトで空室がなくても大手旅行代理店のサイトでは空室があったりすることもあるようです。

ちなみに当サイトでは、人気テーマパークや人気観光地、温泉地などの主要宿泊施設について空室状況がリアルタイムで一目で確認出来るページを作っていますが、そのページはJTBのデータを使ってカレンダー形式で空室のある日が瞬時にわかるようになっています。

一目でわかる主要ホテル・旅館空室状況

これなども、宿泊予定日に空きがなかったとしても、ダメもとでホテルや旅館に電話をして再確認してみると良いでしょう。
ネット上の情報がすべてではないことの再認識が出来た取材となりましたが、参考になれば幸いです。。

※当ページの情報は2017年3月31日時点でのものです。




注:当サイトに掲載している情報は、予告なしに変更されることがあります。



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