わかりにくい保険用語の説明

とかく各業界における専門用語についてはわかりにくいものですが、保険に関しては重要な用語も多いことからここでは代表的な保険専門用語について簡単に説明をしてみたいと思います。

スポンサーリンク


わかりにくい保険用語の説明


保険については、保険金や保険料、保険金や保険金とややこしい定義があり、特に一般の方にとっては保険料と保険金がごっちゃになったりとなにがなんだかわからないということをよくお聞きしますので、ざっと説明してみたいと思います。
また合わせて保険契約をするにあたって、どこから契約するかについても書いてみます。


  保険契約者

まさに文字通り、保険契約をしている人のことを指します。同時に保険料(掛け金)を支払う義務のある人のことです。


  被保険者

保険に掛かっている人、保険金の支払い対象になる人のことです。生命保険では通常、保険契約者と同一が多いのですが、自動車保険の搭乗者傷害保険や人身傷害保険では被保険者の範囲が広くなります。


  保険金

一言でいえば保障の金額、保険会社より支払ってもらえる金額の事を指します。損保会社では保険金額と称しています。


  保険料

いわゆる掛け金の事、保険金とごっちゃになっている人が多いのですが、契約者が保険会社に支払うお金、つまり掛け金ですね。


  支払保険金

約款に基づき保険会社より支払われるお金の事を指します。


  保険金受取人

保険金を受け取る権利のある人、加入の際に注意しないといけない点の一つ。特に満期保険金などを受け取る契約の場合には課税対象が変わるので注意。


  告知義務

契約申し込み時に保険会社から問われることに対して正確に答える義務のことを指します。事実を偽って答えると告知義務違反として保険金支払いを拒絶されることになります。最近は特にシビアになっていますので注意が必要です。


  比例てん補

火災保険で使われることが多い用語ですが、保険の対象になる物の価値を下回って保険をかけた場合、小損害の場合でもその比率に応じて保険金を支払うという事。基本的な考え方として簡単に言えば1000万円の価値の建物に対して500万円の保険契約であった場合、100万円の損害が発生しても、
100万×(500万/100万=1/2)で50万円しか払えませんよという意味です。


  失効

文字通り効力を失うことで保険料の未払いで支払い猶予期間を過ぎた場合その契約は失効となります。一定期間内に復活できる場合もありますが失効している間に発生した事故については保険金の支払いを受けることは出来ません。
銀行口座引き落としになっている場合は、引き落とし日までに入金しておくことが大切になります。大概は1回目の引き落とし不能になっても翌月に2か月分併徴となりますが、連続で引き落とし不能になった場合はすぐに代理店に連絡をして入金しておかないと、事故が発生すると保険契約の意味がなくなってしまいます。


等などいろいろとありますが、今後必要に応じてまた皆様からのお問い合わせなどがありましたら順次追加記載したいと思います。

  良い契約先とは

契約者の皆さんにとって良い契約先とは、万が一保険事故が起こった時にすばやく対応して迅速に保険金の支払いをしてくれる保険会社ということになります。

はっきり言って保険会社レベルではどうこういうことは出来ません、なぜなら各保険会社ともそれなりに体制を整え営業しているからです。ただそれらを実際に動かしているのは社員です、その時に処理を担当した社員の能力、対応によって契約者の評価が下されるわけですからAさんにとっては良かったけれど、Bさんにとっては良くなかったということはいくらでもありますので「この会社が良い」とは一概に言えないわけです。

結局ここでも登場するのは皆さんと保険会社との間に立っている代理店あるいは外務社員ということになります。この立場の人が保険金請求の手続きのサポートをきちんとしてくれることが大切になってきます。

契約を申し込む時も、何か保険事故が起こった時もすばやく対処してくれて、何かとアドバイスもきちんとしてくれる、そういう人を介して保険会社と契約を結ぶ、これが現在の段階では最良の方法といえます。

そういったプロと呼べるような人は多くはありませんが各地域に必ずおられると思います、営業成績の良い人が必ずしも良いとは限りません、一概にはいえないのです。

生命保険、損害保険の両分野に通じていて多少は税務の知識も持つ、そのような代理店あるいは外務社員の人に出会えることが契約者の皆さんにとって安心を買うことが出来ると断言出来ます。



スポンサーリンク


■ カテゴリーコンテンツ


■ スポンサーリンク


ページのトップへ戻る