インターネットの普及にともない、今やホテル予約にあたってネットを利用するのは当たり前の時代になりました。
各ホテルは自社サイトはもちろんのこと、各宿泊予約サイトとの提携によって予約獲得、稼働率アップに向けてさまざまなプランを用意しているというのが実情といえます。
はたして宿泊予約サイトを使うと本当に安いのか？との疑問を持たれる方も多いことでしょう。たしかにホテルの正規料金は高級ホテルになればなるほど高く設定されています。
しかし、現実にはホテルサイトでも正規料金を大きく割り引いたプランが出されているケースも見受けられ、場合によっては、ホテルのオフィシャルサイトでも宿泊予約サイトとほぼ同じような価格や場合によってはそれより安いプランが提示されていることもあります。
ホテル側としては客室稼動率をアップしなければならないという営業上の重大な問題ですから、さまざまなサービスや予約窓口を用意することに迫られることとなり、自社サイトだけではカバーし切れない分、各宿泊予約サイトとの提携を行うのが実情と推測されます。
したがって利用する側としては、それらの情報をいかにキャッチして良いタイミングで予約を入れるかが安く宿泊する大きなポイントとなります。
宿泊したいホテルが決まっているのなら迷わずそのホテルのオフィシャルサイトをチェックしたあと、各宿泊予約サイトをチェックして比較するのがベストですね。
最近では各宿泊予約サイトを横断して検索結果を出すサイトもあるようですので、そのようなサイトの利用価値もあるといえるでしょう。
行き先（方面）だけが決まっていて、予約できそうなホテルを探そうという場合は、宿泊予約サイトの地域から探すほうが手間が省け、複数のホテル情報をチェックすることが出来るため便利といえます。
ほとんどのユーザーはこの方法を取り入れているものと思われますが、それは特にお気に入りの宿や定宿を決めていないからでしょうし、その都度どこか良い宿がないか？を探すのが自然な流れですね。
そこで探したホテルなどを決め、必要ならその上で決めたホテルのオフィシャルサイトで再度チェックをするという方法もあるでしょう。
ホテルのオフィシャルサイト、それぞれの宿泊予約サイトによってプランの特徴もあり、ユーザー側としてはそれらの情報を把握することによって、より確実に安い、お得なプランをゲット出来るでしょう。
ただ、極端に大きな金額の差が生じることは少ないように思われ、より簡単にプランを探すなら宿泊予約サイトを使ったほうが時間効率は良いようにも思えます。
管理人がこのサイトを立ち上げた時は、まだ宿泊予約サイトでの予約が活発になりかけた頃でもあり各宿泊予約サイトもそれぞれに特徴があり得意分野があった時代ともいえます。
たとえば高級ホテル、旅館に安く泊まることが出来るとして、その分野に特化していた「一休.com」と、リーズナブルな価格で泊まれる宿情報を数多く持っていた「じゃらんnet」や、出張に利用する人に圧倒的な人気のあった「旅の窓口」だったサイトを買収して「楽天トラベル」となったサイトでは明らかにターゲットが違っていたため、ある意味ではわかりやすい部分がありました。
ところがユーザーのニーズから、各サイトとも高級ホテル、旅館からビジネスホテルまで網羅するようになり、「楽天トラベル」が2006年に宿泊予約サイトとして初めてANAと組んで航空券と宿泊予約をセットしたダイナミックパッケージを開始しましたが、そのダイナミックパッケージも各宿泊サイトが当たり前のように提供しています。
まさに時代の流れを感じますが、それは各サイトとも少しでも差別化を狙ってサービスと利便性を高める方向に繋がることになるわけですね。ある意味では熾烈な予約獲得競争にさらされているといって良い状況ともいえるのではないでしょうか。
ユーザー側としては選択肢が増えて良いと言えますが、それぞれのサイトを見ると迷ってしまうこともあります（笑）
当サイトでは、観光を目的とした旅行を計画された方に向けて「JTB」のデータを利用して主だった各地域の主要ホテル旅館の空室状況をカレンダー形式で一目でわかるようにしたページを用意していますが、そこで旅行日程に空室があるかを確認したうえで「JTB」をはじめとして各宿泊予約サイトの当該ホテルでのプランを確認出来るようにしてなるべく手間を減らせるようにしています。
おかげさまで、このページは人気をいただいていますが、今やどこの宿泊予約サイトも似たようなものになり特長を探すのも難しい状況といえます。
とはいうものの、やはりそれぞれのサイトには個性がありますので、当サイトで提携している5サイトについて簡単に説明してみたいと思います。
一休.com
2000年に高級ホテル、高級旅館に特化して宿泊予約を開始した老舗宿泊予約サイトです。
高級系をメインにしている関係もあって、サイトの作りは高級感にあふれ他の宿泊予約サイトとは一線を画しているといって良いでしょう。
その後、ビジネス顧客にも対応出来るようビジネスホテルの予約にも対応し、幅広い宿泊先情報を得ることが出来ます。
一休.comでは、他のサイト同様に「一休.com限定プラン」や「タイムセール」などの特集はもちろん用意されていますが、旅行についてのトレンドの先取りというか新しい提案をしているところが特長と思います。
「癒し」「リラクゼーション」をメインにした、バケーションレンタル特集などもその例で、中でも古民家再生プロジェクトとして兵庫県篠山市を中心としている「NIPPONIA」（ニッポニア）とのコラボになる「
古民家再生プロジェクト」を手掛けるなど、今後も期待しているところです。
2006年からは高級レストラン予約のサービスも開始され、今では全国的な広がりを見せています。
一休.comレストラン
JTB
我が国最大の旅行代理店といってよい有名どころ「JTB」が展開している旅行サイトです。さすがに安定感抜群。知名度の高さと安心感からの人気が高いと思います。単に宿泊予約だけではなく交通機関との組み合わせでのツアープランも豊富。
常時、さまざまなキャンペーンや特集がありますが、おすすめは、「国内宿泊バーゲンセール」
お得なセールプランや、特典付きプランなど、見逃せない「今」のお得なプランが毎月続々と登場しています。なにをさておき要チェックといえるでしょう。
時々サイトを見てみると思わぬお得なプランを見つけることが出来るかも知れません。
大阪のUSJに旅行をとお考えの方は、なんといっても、JTB専用プログラム「USJアーリーパークイン」
オフィシャルホテル宿泊で、翌日JTBだけの体験！ パークオープン「15分前」に入場！一足お先にアトラクションへ！・「アーリー・パークイン」はJTB専用のプログラムとのことで、この15分の差は大きいといえるでしょう！
Yahoo!トラベル
JTBとヤフー㈱の共同出資で作られた「たびゲーター」という宿泊予約サイトを中心に展開しているサイトです。
国内では圧倒的な利用者を持つ「Yahoo!」だけにこのサイトの利用者も多いと思います。現在はYahoo!トラベルのみならず、るるぶトラベルや一休.comなど他の宿泊予約サイトのプランも扱うことで、より幅を広げています。
こちらは、毎月25日から翌月5日まで「タイムセール」などが開催されていますが、ほかにも「バーゲン宿泊プラン」や、期間限定のお得なプランとして「
期間限定！JALダイナミックパッケージ」などがあり要チェックのサイトといえるでしょう。
また、ヤフーのプレミアム会員になっているなら、ヤフープランに申し込むと5％以上のTポイントが貯まるなどの特典もあります。
じゃらんnet
【じゃらん】国内24000軒の宿をネットで予約OK！最大10％ポイント還元！
リクルートの運営になる「じゃらんnet」。TVのCMなどでも認知度は高く人気サイトです。
じゃらんnetは圧倒的に宿泊可能施設が多いことが強みといえるでしょう。ホテル、旅館はもちろん、民宿やペンションまで幅広い宿泊先に対応しています。
サイトを見ると目移りしそうな特集やキャンペーンが数多く用意されています。Pontaカードとの連携もあるようです。
じゃらんnetだけで予約出来る「じゃらん限定プラン」などお得なプランもたくさん。
楽天トラベル
宿泊予約サイトとしては老舗になります。「旅の窓口」から「楽天トラベル」になってさらに進化を続けている印象です。
ここも数多くの特集、キャンペーンなどでどれを紹介したらよいのかわからないぐらいのボリュームがあります。
昨年12月から早々と受験生応援おすすめプラン特集【受験生プラン】を出すなどタイムリーな企画も多くあります。
かつてはビジネスホテルならここ！という印象で大人気でしたが、今や、高級ホテル予約からツアーまで、なんでもこいという感じで楽天ならでは強みもあるといって良いでしょう。
注：掲載情報は2017年1月25日時点のものです。
注：当サイトに掲載している情報は、予告なしに変更されることがあります。
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