タイムズカーシェアリング「タイムズカープラス」の支持される理由は？
① 都市部や都市部周辺ではステーションの数が多いので手軽に利用することが出来る！
② 短時間利用なら圧倒的に安い金額で利用出来る！
③ PCはもちろんスマホから簡単に予約や変更が出来るため、借りる際も返却の際も手続きが簡単！
ざっと思いつくところをピックアップすると、こんな感じかと思われます。
良いところばかりが目に付きますが、カーシェアリングというシステムなので一般のレンタカーとは異なり、レンタカー感覚で、いざ使用しようとすると、前に使用したユーザーが燃料を給油していなかったり、綺麗に掃除をしていなかったりした場合、違和感を感じる部分が確実にあります。
つまり、その点でレンタカーとは明らかに違うことを理解したうえで、納得して使うということがポイントと思います。
しかし、このカーシェアリングというのは使いようによっては、大変に安価で手軽に利用出来ることを考えると、今後このサービスがもっと定着していくものと予想されます。
筆者は仕事柄、コインパーキングを利用することが多く、カープラスもよく目にしますが、カープラスのスペースでの空き状態を見ることが多くなり、利用数が多くなっていることが想像出来ます。
たしかに、タイムズは圧倒的にコイン駐車場の数が多いため、ステーションの数も多いことは従来のようにレンタカーを借りるためにレンタカー営業所に出向くことを考えると便利！さらに料金的な面を考えると、よく出来たシステムと思いますので人気になって当然という印象ですね。
筆者は、5年前に仕事用の車両をマークIIからホンダN-ONEにダウンサイジングさせ、必要に応じて、サイズの大きいクルマが必要な時はトヨタレンタカーを利用するようにしています。
しかし、タイムズのカーシェアリングを見て、利用時間の幅広さや料金的な面を考えると、一度使って見たいと思っていましたが、なかなかチャンスがなく、最近になってようやくタイムズカープラスを初めて使う機会に恵まれました。
そのレポートは拙ブログに書いていますが、ここでは、その時の使い勝手からカーシェアリングとレンタカーの使い分けを考えてみたいと思います。
レポート【カーシェアリングはマイカーの代替となり得るか？】（オフィステイクオフ ブログ）
料金面ではどうか？
タイムズカープラスの料金体系は、
画像引用：タイムズカープラス
のようになっており、一般的によく使われるであろうベーシックタイプのクルマであれば、15分単位で借りることが出来、料金は206円/15分。 まさにちょっと使おうという時に大変便利と言えます。
今回、筆者は孫たちを連れてちょっと遠出をしたため、車両はマツダプレマシーを借り、12時間パックを利用しましたが、12時間パックとなると、距離加算がなされますので、走行距離282kmに対して4,512円の距離料金がパック料金の6,690円に加算となり、TCP安心補償サービス料金309円を含め、合計11,511円の利用料金となりました。これだとトヨタレンタカーとの価格差はそれほど大きなものではなく、借りる時の清掃状態や燃料給油の手間などを考えると気持ちよく使えるという意味では正直なところ大きなメリットを感じるほどではありませんでした。
プレマシーと同等のクルマをトヨタレンタカーで見てみると、
画像引用：トヨタレンタカー
ウィッシュやアイシス、プリウスαなどとなり、通常料金だと、12時間までなら9.720円。今回孫たちを連れて出かけたのは8月5日だったので、ハイシーズン料金となり、12時間までなら11,664円となります。トヨタレンタカーでは距離加算などはありませんので、これに燃料費が加算されたとしても、さほど大きな料金差はないことになります。
しかし、これが短時間利用や6時間パックとなると、断然タイムズカープラスの利用価値があることを認識しました。中でもちょい乗り感覚で6時間パックの場合は距離加算もなくお得感があると思います。
これらのことから、タイムズカープラスは比較的短時間の利用なら大変に便利で使い勝手が良く優れたサービスと言えるでしょう。
さらに、なんといっても便利なのがいつでも借りる、返せるという点で、一般のレンタカーの場合は営業店の営業時間がありますので、トヨタレンタカーは午後8時以降の返却は出来ないため、やむを得ず24時間までの利用時間となってしまうことがあります。
そういった部分をカープラスは完全にカバーしてくれますので、今回の場合でも午前9時から午後9時までの12時間パックで済みましたが、トヨタレンタカーだと翌日の朝に返す形になり、24時間までの料金発生になってしまいますから、大きな金額ではないといってもそういった面でもお得といえるでしょう。
また、プレミアムクラスを視野に入れると、アウディやMINIなどの外車を借りることも出来ますし、ちょっと大きめならヴォクシーなども利用することが出来ます。これらのクルマもパックのタイプで利用するとベーシックもプレミアムも同じ料金で使えるところがミソというところでしょうか。
車種も豊富なことから色々なメーカーの車両が用意されているため、試乗を兼ねて利用するなどの使い方もあり、その意味でも楽しみがあります。
一方で、たとえばトヨタ車なら、友人たち数人でちょっと大きなクルマでゆったり行きたいとかの場合、ヴェルファイヤやアルファードなどのクルマを24時間や48時間使うことがあります。また、ちょっと気を使う人を同乗させるなどという場合は、貸し出しの際にきちんと清掃されているなどの快適性を考えるとやはり従来型のレンタカーは外すことが出来ないと感じます。
このあたりは、用途に合わせてうまく使い分けることで、車両を所有するより安く自動車を使えるということで、それぞれに価値があるといえるでしょう。また、自車を所有していても、たまに違うクルマに乗ってみたいという時にも便利ですね。
カーシェアリングを快適に使うために注意すべき点
タイムズカーシェアリングの場合は、自分が使用した後、20L以上の給油をしておくと15分の料金割引などが用意されています。（注：パックの場合は対象外）借りた時に出発してすぐに給油などとなると面倒くさい印象がありますし、また、乗った時に汚れがあったりするとやはり気分的に良くないですね。返却する際にダッシュボードやハンドルなどをサッと拭くなどをしておくと次に使われる方は気持ちよく使えるわけですから、そういった気遣いも必要でしょう。
※掲載している情報は2017年8月22日現在のものです。
注：当サイトに掲載している情報は、予告なしに変更されることがあります。
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