やはりシニア世代の方にとって、昭和時代全盛期の思い出はたくさんあるようで、また、当時のヒット曲を聴くと思い出すことも多く、往年の人気歌手のコンサートが人気するのもわかります。
今回は、1960年代にヒットした邦楽をいくつか取り上げてみたいと思います。選曲に関してはあくまでも筆者(管理人)の独断と偏見によるものです。
ここではアップルのiTunesへのリンクで、およそ1分30秒程度(短い曲は約30秒)の試聴が出来るようにしています。また、このページから30秒間の試聴が出来るようにしていますので、雰囲気を楽しむことは十分に出来ると思います。
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それではとりあえずいくつか取り上げてみましょう。スマホの場合は曲名または画像をタップすると、
画面にこのようなガイドが出ますので、開くをタップするとiTunesが立ち上がり、曲あるいはアルバムの曲一覧が表示されますので曲名をタップすると試聴することが出来ます。
※ 曲紹介の下にこのページから直接試聴出来るようにしていますが、これはすべて30秒間の試聴になっています。
※ 曲の聴き方についての詳しい説明はここからどうぞ。
筆者は1951年(昭和26年)生まれですので、さすがに1950年代のヒット曲についてはよくわかりません。家族が聴いていたレコードとかラジオやTV番組でも歌謡曲が流れていましたが、1950年代後半になって、そういえばこんな曲が記憶に残っているという程度ですが、そのいくつかをピックアップ。
喜びも悲しみも幾歳月
資料によると、1957年のヒットとなっています。若山彰の曲でたしか映画にもなった灯台守をテーマにした曲です。
有楽町で逢いましょう
この曲も1957年のヒット曲とのことです。これは覚えていますね。歌手はフランク永井。
からたち日記
この曲は島倉千代子のヒット曲として覚えています。1958年のヒット曲。
南国土佐を後にして
これはもう有名な曲です。今年お亡くなりになったペギー葉山の1959年の大ヒット曲。
黄色いさくらんぼ
なぜか記憶に残っている曲。スリー・キャッツという女性3人組のコーラスでした。1959年のヒット曲だったとは・・・。ませとったんでしょうか(笑)
この曲はのちにゴールデン・ハーフがカバーしてヒットを飛ばしていました。
誰よりも君を愛す
松尾和子 & 和田 弘とマヒナスターズのヒット曲。ハワイアンスティールギターの和田 弘がバンドリーダのマヒナスターズと松尾和子の組み合わせ。マヒナスターズの男声ファルセットのコーラスがなんともいえない雰囲気を出していました。
ステキなタイミング
坂本九 & ダニー飯田とパラダイス・キングのヒット曲です。これは印象に残っていますね。楽しい一曲です。
君恋し
これはもうフランク永井の大ヒット曲ですね。
上を向いて歩こう
言うまでもなく、坂本九の大ヒット曲です。作詞:永六輔、作曲:中村八大のハチロクヒットメーカーコンビで大ヒットとなり、さらにはアメリカのビルボード誌でも一位になった。アメリカでの曲名はなぜか「SUKIYAKI」
北帰行
小林旭のこの曲はなぜか印象に残っています。
ラストダンスは私に
越路吹雪がヒットさせたこの曲は、のちに倍賞千恵子が歌って再度ヒットしています。
もともとはアメリカのドリフターズというバンドの曲でした。
コーヒー・ルンバ
「アカシアの雨が止むとき」に続いて西田佐知子がヒットさせたコーヒー・ルンバですが、この曲はその後多くの歌手にカバーされることとなりました。ヴォーカルにからむギターの音色がなんとも言えず印象に残っています。
いつでも夢を
橋幸夫と吉永小百合のデュエット曲。これはヒットしましたねえ。健康的なイメージが強く残っている曲です。この曲を試聴されるならiTunesへ飛んで1分30秒バージョンをおすすめします。
遠くへ行きたい
ジェリー藤尾がヒットさせた曲。なんともいえない雰囲気のある曲でした。
ハイそれまでヨ
ハナ肇とクレイジー・キャッツの数あるヒット曲の一つ。植木等のヴォーカルによるコミックソングですが、コミックの中に真実がある(笑)
下町の太陽
男はつらいよの名演技で知られる倍賞千恵子のヒット曲。三丁目の夕日ではないですが、なんかほのぼのとさせてくれる歌声です。
こんにちは赤ちゃん
梓みちよのヒット曲。この曲も大ヒットといえるでしょう。やはりのどかさを感じさせてくれる曲の一つでしょう。
見上げてごらん夜の星を
坂本九のヒット曲であるこの曲は、すでに我が国の大スタンダード曲といって良い曲と思います。それだけに数多くのカバーが出されています。
高校三年生
御三家と言われた舟木一夫の大ヒット曲。
学園広場
舟木一夫が高校三年生に続いてヒットさせた曲。
みんな名もなく貧しいけれど
御三家と言われた三田明のヒット曲。ほかに「美しい十代」なんて曲もありましたね。
明日があるさ
これもスタンダード曲といって良いでしょう。坂本九の明日があるさ。最近ではウルフルズがカバーしていますが、やはりオリジナルには勝てません。
幸せなら手をたたこう
これもまさに日本中で歌われたのではないかと思います。坂本九の幸せなら手をたたこう。
愛と死をみつめて
映画の大ヒットとともに、まさにヒットした曲、歌手は青山和子。
アンコ椿は恋の花
都はるみのデビュー曲。この曲はもちろんヒットしましたが、インパクトのある歌い方でしたねえ。
柔
美空ひばりの大ヒット曲。この人の歌唱力の高さを感じさせてくれます。これはヒットして当然でしょう。
お座敷小唄
和田弘とマヒナスターズのヒット曲。お気軽ソング(失礼)の代表曲といった感じです。当時ののどかさがうかがえます。
君といつまでも
永遠の若大将「加山雄三」のデビュー曲。80歳を超えた今も現役でライブ活動をされているのは尊敬に値しますが、デビュー以降数々のヒット曲を出しています。
映画「若大将」シリーズのめちゃくちゃなシチュエーションも笑って許せるところがすごい。まさにのどかな時代でした。
涙の連絡船
都はるみの連続ヒット。この曲はまさに都はるみの人気を確立したといって良いでしょう。
愛して愛して愛しちゃったのよ
和田弘とマヒナスターズがゲストヴォーカルに田代美代子を迎えてヒットさせた曲。まさにマヒナスターズ全盛。
知りたくないの
シャンソン歌手の菅原洋一がヒットさせた曲。
女ひとり
解散を決めたとされる「デューク・エイセス」長い期間の演奏活動、本当にご苦労様でした。
男声コーラスグループとして幅広いジャンルの歌を提供されましたが、作詞:永六輔・作曲:いずみたくと組んだ「にほんのうた」シリーズの中の京都をテーマにしたヒット曲です。
バラが咲いた
我が国におけるモダン・フォークソングの先駆けと言われる「バラが咲いた」。なんとものどかな曲ですが、ベンチャーズやビートルズといったロック系の人気と並行して、その後フォークソングも活発化するようになりました。
霧の摩周湖
作曲:平尾昌晃。歌手:布施明がヒットさせたこの曲は、摩周湖への観光客を増加させたとも言われています。
悲しい酒
大御所、美空ひばりの大ヒット曲。説得力のある歌唱でじっくり聴かせてくれます。
恍惚のブルース
なぜかブルースと名のついた歌謡曲がヒットした年。青江三奈のヒット曲「恍惚のブルース」。
ブルー・シャトー
まさにGS(グループサウンズ)ブーム。中でもザ・スパイダースとともに演奏能力の高さで人気のあった、ジャッキー吉川とブルー・コメッツの大ヒット曲。
真赤な太陽
前年の「悲しい酒」から一転。GSブームの中、美空ひばりがジャッキー吉川とブルー・コメッツとコラボレーションして大ヒットした曲。なんでもこなせる美空ひばりの実力が示された曲ともいえるでしょう。
恋のハレルヤ
黛ジュンのデビューヒット曲。
銀色の道
フォークソング調のこの曲は、ザ・ピーナッツとともに、ダークダックスのコーラスバージョンもヒットしました。
小樽のひとよ
男声歌謡コーラスグループの曲がヒットした年でもありますが、鶴岡雅義と東京ロマンチカのヒット曲。レキントギターの鶴岡雅義の味がなんともいえません。
この広い野原いっぱい
和製ジョーン・バエズなどと称された「森山良子」のデビュー曲。なぜか和製なんとかがこの頃も使われましたが、ある意味では失礼な呼び方といえますね。森山良子は森山良子で十分です。
帰って来たヨッパライ
ある意味、衝撃的だったのが、ザ・フォーク・クルセダーズのこの曲。帰って来たヨッパライは、デビュー前にラジオ関西の深夜番組で紹介された時に聴いて思いっ切り笑わせてくれましたが、そのセンスと遊び心に驚き。
天使の誘惑
黛ジュンの第二弾「天使の誘惑」。これはヒットしましたね。
伊勢佐木町ブルース
ハスキーヴォイスの青江三奈のヒット曲。相変わらず歌謡ブルースです。
花の首飾り
GSも変わらぬ人気。ザ・タイガースのリードボーカルを加橋かつみが取って大ヒットした曲です。
エメラルドの伝説
こちらはショーケン(萩原健一)のザ・テンプターズのヒット曲「エメラルドの伝説」。間奏の唐突なギターソロに驚かされます。
ブルー・ライト・ヨコハマ
いしだあゆみのヒット曲。なんともいえない雰囲気のある曲と思います。
好きになった人
はるみ節全開!都はるみのヒット曲です。
グッド・ナイト・ベイビー
なぜか突然にドゥ・ワップのコーラスグループ「ザ・キングトーンズ」の大ヒット。ウケる曲でしたが、リードボーカルのキャラクターは最高でした。今もちゃっかりiPhoneに入っています。
受験生ブルース
メッセージ・フォークなどと称されましたが、高石ともやのヒット曲。受験生ブルース。ライブバージョンですが、まさにこんな雰囲気のライブだったことを思い出します。今も元気に活動さえていますが、いつまでも頑張っていただきたいものです。
いいじゃないの幸せならば
佐良直美の大ヒット曲。退廃的なムードの曲などと言われましたが、作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく、とヒットメーカーの作品です。
夜明けのスキャット
由紀さおりのヒット曲。この曲も雰囲気のある曲でした。イントロのアルペジオを聴くとサウンド・オブ・サイレンスと同じ。
ドリフのズンドコ節
ドリフターズが国民的人気となったのもこの頃だったか。ドリフのなんとかという曲が多くありましたね。
今日でお別れ
シャンソン歌手の菅原洋一が1965年の「知りたくないの」以来久々に出したヒット曲。
白いブランコ
フォーク・デュオのビリー・バンバンのヒット曲。当時の音源が見つからなかったのが残念です。
今回は、1960年代の年ごとにヒットした歌謡曲を取り上げてみました。あの頃に青春時代を過ごしたみなさんにとっては、試聴だけでもけっこう楽しめると思います。
※今回も、各曲へのリンクコード作成には、stickyさんのサイトで便利なツールを利用させていただきましたが、Web上からこのような便利なサービスを提供されていることに感謝します。
※掲載している情報は2017年6月28日現在のものです。
注:当サイトに掲載している情報は、予告なしに変更されることがあります。
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