交通事故のトラブルを解決するには
交通事故の解決について、ほとんど場合は保険会社との話合いになります。しかし、どうしても話し合いがうまく行かず一向に前進することがなくなった場合どうしたらよいか困ってしまうことになります。
こうなると自分が要求している条件が客観的に見て妥当なものなのか判断を下してもらえる機関を探すこととなってしまいます。保険会社は顧問弁護士を雇っていますので、担当者は困ってしまうと弁護士案件にしてしまいます。
最近は、自動車保険の特約で「弁護士費用特約」というものの付保が多くなっており、この特約を契約しておられる場合は、弁護士を見つけて対応してもらうのが手っ取り早いといえるでしょう。
弁護士に依頼する場合は、当然のことですが交通事故に詳しい、専門知識を持った弁護士に依頼することになります。
弁護士にはそれぞれの得意分野がありますので、畑違いの弁護士に依頼するととんでもないことになってしまいますので、この点については注意が必要です。
しかし、弁護士費用特約の契約は無いという場合、じゃあこっちも簡単に弁護士を雇うというわけにはいかないでしょう。しかも相手は専門知識を持っていますので簡単に渡り合うことは困難になります。
そこでとりあえず便利な機関が「交通事故紛争処理センター」になります。
東京本部のほか全国に7ヶ所支部と2ヶ所の相談室の合計10ヵ所の相談拠点をもち、相談、和解の斡旋、審査を行っています。センターが行うあっ旋手続等の費用は無料!(ただし必要な資料作成や交通費などは相談者の負担になります)
相談、和解のあっ旋手続の申込をするときは、必ず事前に電話等で相談日時の予約をする必要があり、保険会社等とすでに折衝している場合は、センターに相談の申込をしたことを、保険会社等の担当者あるいは相手弁護士に必ず連絡しておく必要があります。
難点は時間がかかることにありますが、とりあえず事故解決に向けて簡単に進めるにはこの機関の利用が便利でしょう。
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