いつもの居酒屋飲兵衛カルテットで、鉄女でもあるメンバーの一人が南海電鉄の人気観光列車「天空」を利用して、ちょこっと高野山の風景と精進料理を楽しむワンデーツアーに行ったとのことから、その情報を基に簡単に高野山情報を掲載してみたいと思います。
有名な金剛峯寺などのスポットは過去にも行っているし省略し、もっぱら「天空」とケーブルカーからの風景と精進料理を楽しむことを目的としたと聞いていますが、それではこのようなレポートを出すほうは困るんですがねえ・・・（笑）
しかし、他府県や遠方から高野山に行きたいと情報を求める方も多いので、所要時間や経路がどんなものかなどについて具体的な情報を提供出来ると思います。
今回はなにやら安価なワンデーフリープランをゲットしたそうで、それを利用したとのことです。
スポンサーリンク
■旅行日程
2017年5月26日
南海電鉄なんば駅から高野線の快速急行で、午前9時発車。
橋本駅到着後、10時12分発の「天空」に乗車、「極楽橋」駅へ。
「天空」には片側の景色がよく見えるにようにワンビュー座席や展望デッキなどが用意されているとのこと。極楽橋までもけっこう上るし、山の景色も楽しめる。
橋本駅の標高は92m。極楽橋の標高は539mとなっており、この間に440mぐらい上ることになる。
極楽橋駅からは高野山ケーブルに乗り換え。
このような景色を見ながらどんどん上る。そして高野山駅に到着。
高野山駅の標高は867m。ここまで来るとさすがに下界とは空気も違う。ところで高野山駅の2階にはこんな衣装が用意されており、自由に着ることが出来る。衣装を着た写真も届いたがさすがにWebで公開するにはいかがなものかとして割愛（笑）
さっそく向かったところが、真田家ゆかりの菩提寺「蓮華定院」。もっともここでの目的の大きなものは昼食の精進料理！ やっぱり食い物か・・・。
高野山といえば精進料理だが、今回はワンデープランなので昼食のみだったが、蓮華定院も宿坊としての営業も行なっており、宿泊も可能とのこと。
ここでは庭も注目。
庭の中央には、サンスクリット語（インド文字）の字が描かれていますね。
蓮華定院は真田家の菩提寺ということから、真田幸村の直筆の手紙とかもありますが、もちろんレプリカ。
幸村の兄である真田信之とその息子のお墓。大量に石が使われています。
当時、これだけの石を高野山まで運んで来るのは大変なことですが、実はこの石は中がくり抜かれているとのこと。
その理由は運搬時の重量を軽くすることと、気温差の激しい高野山で石が割れないようにするためだとか。いろいろ勉強になりますな。
なお、この石がくり抜かれているのは奥之院の古い墓石も同様で、先人の知恵はすごいと改めて感じさせられます。
このあと、高野山の有名スポットはすっ飛ばして奥之院へ直行。奥之院は弘法大師の御廟までの間に大名や有名人などの墓石や石塔が大量に並び杉並木とともになんともいえない雰囲気があり、それがパワースポットなどとされているのでしょう。
ただ、墓石の下に木々の根が広がり、墓石に危険が迫るなどと事情もあるとのこと。
当日は、国内某有名企業の行事（法事）も行なわれていたとのこと。
さすがに墓石などの撮影は省略。こういうところは歩いて雰囲気を体感ですね。
高野山の中は、南海りんかんバス路線が充実しているためバスでの移動が便利です。
「天空」人気にあやかって、天空模様のバスもありますが、すべてがこのバスではありません。
高野山のわかりやすいマップもありますので、事前にチェックされるとよいでしょう。
マップ出典：高野山観光マップ・ 公益社団法人和歌山県観光連盟
高野山の見どころなどの情報は、公益社団法人和歌山県観光連盟の「高野山をめぐる」のページがわかりやすいでしょう。
南海電鉄の人気列車、「こうや花鉄道 天空」の公式サイトはここから。
また、南海電鉄による「高野山への行き方」や、「おトクなきっぷ」、時刻表などの情報はここから。
さて、そんなことで奥之院も観て、帰りは高野山ケーブルで下山して、極楽橋駅16時51分発の特急こうや8号で「なんば」まで。なんば駅到着18時10分。
その後、例によって居酒屋に立ち寄って一杯やりながら今日の復習。いつもと変わらんエンディングとのことでした。
まとめ
高野山に向かうのに自動車利用を考える方もおられるようですが、単に高野山のみの観光というなら電車利用が断然ラクと思います。南海電鉄で「なんば」駅から「高野山」駅までの所要時間も概ね1時間半（特急こうや利用）、急行なら1時間40分で行けます。
高野山観光を兼ねて山道をドライブしたい、あるいは龍神スカイラインを走破したいなどとお考えの方に向けては、また改めて情報を提供したいと考えています。
高野山へのツアーを考えておられる方は、たとえば
また、四国八十八ヶ所巡礼の旅を終えられ、無事「結願」された後には、結願のご報告とお礼に「高野山・奥の院」へのお礼参りにお出かけになりませんか？そんな方には、
阪急交通社・（梅田・天王寺）高野山満願御礼参り 日帰り
などというプランもあります。
注：当サイトに掲載している情報は、予告なしに変更されることがあります。
スポンサーリンク
SNSを利用されている方で、このページの記事が役に立つと思われたらシェアしていただけるとありがたいです。
